ガスコンロ

ガスコンロとは、ガスを熱源として料理を作る炉のことをいいます。漢字表記では「焜炉」と書きます。家庭用コンロを分類すると、「テーブルコンロ」と「ビルトインコンロ」に分けられます。

家庭用を分類すると、テーブルコンロとビルトインコンロに分けられます。テーブルコンロは、据置型のコンロで、ガスの接続はゴムホースで繋いでいます。汎用タイプは、2口で左右どちらかが火力の強い大バーナーとなり、設置する場所の壁側の反対側に 大バーナーを選びます。

2008年10月から、全口安全センサー付きガスコンロ以外は製造と販売が禁止されています。全口安全センサー付きガスコンロの製造販売が法制化され、従来の1口にセンサー付がついたガスコンロやセンサーのないガスコンロは、すべて製造販売が禁止となりました。

もちろん、家庭用の輸入ガスコンロ（ロジェール社等）は、現状のままでは設計に取り入れることもできなくなります。

我が国のコンロによる住宅火災は年間約5千件起きており、その95%はガスコンロによるもので、東京消防庁管内では平成14年度に570件のガスコンロに起因する火災が発生、「調理中に火元から離れたり消し忘れたり」というのが出火原因の67%を占めています。

上記の理由により、東京消防庁はガス器具メーカーとタイアップして安全センサーを開発しました。

その他、コンロの種類として露天商などが使用する鋳物コンロなどがあります。