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2015年9月のCP

9月CPは315ドルで8月比50ドル下落

8月31日に9月のサウジアラムコCPが発表されました。前月8月の365ドルに対して50ドル下げた315ドルで、前月比13.7%下がりました。これだけCPが下落したのはここ8年ほどの記録にはないので、9年くらい遡らないとわからないほど低水準ということがいえます。

8月=365ドル/トン
9月=315ドル/トン(7.6%↓)

サウジアラムコCP推移

サウジアラムコCP推移

当協会の適正価格を引き下げました

当協会は、9月からの適正価格を引き下げることを決定しました。北海道から近畿地方までの対象エリアすべてで、平均20円ほどの値下げになります。関東地方を例に取ると、従来1立方メートル当たり300~360円でしたが、9月からは280~350円になります。つい2年ほど前には、280円といえば「売り込み価格」と言われたものでしたが、現時点では怪しい価格ではなくなりました。このような価格で紹介できるようになるとは考えられなかったことです。

しかし、業界全体としては値下げの動きは鈍く、当協会の会員会社以外ではあまり聞こえてきません。これだけ下がっているのに不思議なことです。また、当協会と同じような団体のホームページを見ても同様のことが言えます。2~3年前も「280円からご紹介」と書いてあって、これだけ下がった今でも「280円から」です。

当協会の場合は、CPが上がればご紹介価格も上がり、下がれば下がります。つまり、当然のことですが当協会の適正価格はCPと共に上下します。


CPの安値はいつまで続く?

先月も書きましたが、今のCPの安値は中国経済の不安定が主原因です。もちろん、その前に世界の原油が供給過剰でだぶついていることもあります。サウジアラビアは減産をせず、イランもイラクも増産体制ですし、経済制裁を受けているロシアも困っているのため減産をしません。そして、米国のシェールオイルも当面減産はないようです。

CPが上がる要素としては、これから秋冬の需要期に入ることくらいでしょうか?当面はCP安が続きそうですから、いずれはプロパンガス会社も値下げをしてくるとは思いますが、あまり期待はできません。北海道~近畿エリアにお住まいの方でしたら、一度当協会にご相談されることをお奨めします。

この記事の執筆者

一般社団法人プロパンガス料金消費者協会

代表理事 鈴木 秀男

  • 2010年10月 一般社団法人プロパンガス料金消費者協会を設立。代表理事に就任。

1980年広告代理店勤務を経て、東芝パソコンシステム(旧:ソード電算機システム)に入社。営業推進部部長として勤務する傍ら、1990年より世界最大の人材教育機関「デール・カーネギー・コース」のニューヨーク本部公認トレーナーとしてセールスパーソンの教育に20年間従事。官公庁や大手企業を中心に約3千人を指導。また、ヤフージャパンで4年間広報宣伝ディレクターを兼務した。



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